永瀬 吉威

オフィシャルブログ

今週のまとめ


午前様が過ぎて昨夜は風邪でちょっとダウンしてましたが 先ほど10キロ歩いてリフレッシュ あとはサウナで交代浴すれば完全復活です     いや~今週も色々学ぶことがあってなかなか濃厚な一週間でしたよ 忘れないうちに書き出してみますがちょっと長いですよ     時間もつくる   空間もつくる   人もつくる  
すべてを含めてモノづくり     と日頃お世話になっている職人さんがそんな感じのことを言ってました   そんな流れのあるタイミングなのか 今週はモノづくりをプロの方々にお任せして 久しぶりにいくつかのイベントに参加してきました     そうしたら まあ色んな出会いがあることあること かなりテンション上がり過ぎて何回か会社で寝泊りしましたが やはり時間は自分でつくるモノと実感した次第です     日常の仕事にすれば、売る「営業サイド」のも創る「生産サイド」のも両軸 バランスを整えながら良い循環を目指しますよ  
    さてさてfacebookでも触れましたが 先日とある映画の試写会に行ってきました 私の寸評では拙いので、ここは全くもって同感な 松田 真吾さんの素晴らしい投稿をシェアさせて頂きます ファッション業界の方に限らず、本当に様々な方に是非見て頂きたいです     「その服は私たちの血でできています。私たちの血でできたものを誰にも着て欲しくありません。」  
ファストファッションの裏側を暴いたドキュメンタリー映画 「ザ・トゥルー・コスト」の試写会行ってきました。   H&MとかZARAとかUNIQLOにお世話になる人は全員見ていただきたい。 それでどう思うか、どう行動するかはその人次第だけど、まず知らなきゃ何も始まらない。 もちろんこの映画1本で全てを知れるわけではなく、各企業の理念があり、言い分があるはずです。   Tシャツが5ドルで買えちゃう現在、人々は20年前の4倍ものペースで衣服を消費しているんだそうです。 そもそも衣服って「消費」するものなのか?という疑問。 映画中にはSALE会場に飛び込んで商品を奪い合う人達や、 Youtubeで自分がいかに安いものを大量に買ったかを見せびらかす人達が写り、 それと対比してバングラディッシュやカンボジアの過酷な生産現場で働く人達の苦悩が描かれています。   その服は一体誰がどんな環境で作ってるんだろう? 生産や流通に関わる人達は適正な賃金を得ているのだろうか? 良い意思で作られているものだろうか? 自分はこの服を大事に使うだろうか?   買い物をする前に「ちょっと待て」と自分にブレーキをかけて、こうやって考える癖をつけるだけで・・・ それを世界中の人達がするだけで世の中は大きく変わると思うわけです。 服って、作るの大変なんですよ。本当に。   安いからダメなんじゃなくて「安いから適当に買って適当に捨てて新しいもの買えばいいや」っていう、 消費者の脳みその堕落が、 こんなおかしなシステムを産んでしまっているわけで、僕らもしっかり変わらなきゃいけない。   知る、学ぶ、広める。さぁ。 残念なことにこういう素晴らしい映画ほど、上映場所が少なく、上映期間が短い。 11月14日(土)、渋谷アップリンクにて公開開始。 今すぐカレンダーにメモしておいてください。 つまらなかったら僕に言ってください。僕がお金払いますから!  
映画『ザ・トゥルー・コスト ~ファストファッション 真の代償~』
    何回読んでもそうだよなと思います 色々考えるきっかけや議論の機会を与えてくれたこの映画に感謝です     そしてちょうどこの試写会の前に最近自分が考えていたことを SNSに投稿していたんですが 映画を見た後でその思いは益々強くなりましたよ それはこちらです     ここのところ自分が見たい景色って何だろう?と考えていたけど やっぱりみんなで喜びを分かち合いながら見たいんだな   特別高級な車とかが欲しいわけでもないし
地位や名誉がそんなに必要なわけでもない 家族や身内、友人、仕事も含めた支えてくれる仲間がいて まして健康であればそれだけでも贅沢なこと そこにある程度自由になるお金があれば尚良いけどね   お前のは商売じゃないとか考えが甘いとか言われるけど 誰かが泣くような仕組みは無くしたい   自分だけが叫んでいてもなかなか変わらないけど これはだいたいこんなもんみたいな変な慣習とか 最初から値段をたたくようなことはご免だな   メイドインジャパンと謳いながらも ほぼ全体を海外で作って仕上げだけが日本というのも多々ある   似たような話はどの業種でも存在しているけど 別に品質がよければメイドインチャイナでもカンボジアでも良いけどね   稼ぐが勝ちじゃないけど商売の仕掛け方としては有効なんだから 儲けていないお前ごときが何言ってんだよ!となるけど 対価を払って頂く方とは誠実に向き合いたい   自分が今いる世界は全体から見たら本当に小さいんだから 皆で盛り上げないとどんどん萎んでいく危機感がある   売れてナンボなのもわかるけど全体としては入ってくる人より辞めていく方が多く感じる これからの人たちが夢や希望を諦めてしまう世の中はいやだな   今やSNSがあって問屋・メーカーが要らなくなり作り手が直接ユーザーに届けられる 自分の立場でいえば頭と体を使わないと生き残れないけど まだまだやるべきことはたくさんある   そう思えばここからが楽しいところ 最終的は人と人だから 関わってくれている方々と全体を底上げして良い意味で皆が儲けられるようにしたい   早朝歩きながら頭で考えていたことを体で示していきたいなと思う ゆっくりでも進めばよいかな  
    そう一歩踏み出さなきゃ始まらない ゆっくりでも着実に     さてサウナに行ってきます 永瀬  

次へ 投稿

前へ 投稿

返信する

CAPTCHA


© 2024 永瀬 吉威

テーマの著者 Anders Norén